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性病について(保険診療による検査・治療です)

性病について

性行為による細菌やウイルスの感染を性行為感染症・性病と呼びます。一般的には風俗などのお店に行って、その仕事をされてる方との行為によってうつると思われがちです。最近はそのようなお店ではなく、素人同士の性行為による感染が増えています。なので、お店に行ってなくても性病になることは十分に考えられるのです。当院は全て保険診療で診療を行ってます。そして現在流行している性行為感染は全て保険診療で治療可能です。このページを読んだ皆様に正しい知識を身に付けて頂き、適切なクリニック・治療を選んで頂けたら幸いです。

◆目次◆

1 クラミジア・淋菌  尿道炎
2トリコモナス尿道炎
3 梅毒
 3.1 梅毒の症例・画像
4 尖圭コンジローマ
 4.1 尖圭コンジローマの治療
  4.1.1 薬の外用
  4.1.2 外科的電気焼却術
  4.1.3 液体窒素での治療
 4.2 尖圭コンジローマの症例・画像
5 診察費用について(料金表)

クラミジア・淋菌  尿道炎

最も多い性病の原因菌としてクラミジアや淋菌があります。

クラミジア、淋菌、両者ともに排尿時痛があります。男性は排尿時痛などの症状が出るためわかるのですが、女性は無症状のこともあるのでお互い無自覚で感染してしまいます。

クラミジアは性行為から2週間ほど、淋菌は行為から1週間ほどで症状が現れます。
また淋菌は白濁した膿が出るのが特徴的です。
ただ、両者の特徴が混ざったような症状をもつ患者様もおり、正確な診断には尿検査によるPCR検査が必要になります。

当院でのクラミジアの治療は内服を1回のみ、淋菌の治療は静脈注射もしくは筋肉注射を1回行うのみです。近年、淋菌は耐性菌が増えており、ガイドラインに沿った適切な薬の選択が大切です。

先述の通り当院は検査から治療まで全て保険診療で行っております。
また、検査結果は受診して頂かなくても電話でお伝えすることも可能です。
ぜひご活用下さい。

不明な点は医師、スタッフにご相談下さい。

トリコモナス尿道炎

トリコモナス尿道炎はトリコモナス原虫という寄生虫によって引き起こされます。男女共に症状がないのにも関わらず感染していることがあるのが特徴です。

女性のトリコモナス膣炎はHIV感染や骨盤内感染症の原因になったりもします

このような重大な病気に繋がることがあるので、パートナーが感染していれば無症状でも検査をし治療を受けることが大切です。

男性の尿道炎の症状は無症状のことが多いですが、見られるのは尿道からの少量の分泌液です。検査では陰性になりやすいようです。

女性がトリコモナス膣炎と診断されたため、パートナーの男性が泌尿器科に治療にいらっしゃることが多いです。女性が治っても男性が持っていれば再び女性に感染してしまうので、パートナーと共に治療することが必要です。

治療は1日朝晩2回の内服を10日間してもらいます。

またトリコモナスは男性の尿から検出される確率は低いため、尿検査でトリコモナスが出なくても服用した方が良いとされてます。

梅毒

最近日本で梅毒が非常に増えてきました。

2000年頃は500人程の患者数でしたが、2019年は5000人を超える10倍以上の数になっていると言われてます。増加した原因は様々なことが言われておりますが、確かなことは明らかになっておりません。

梅毒は排尿症状はありません。初期症状は感染から3ヶ月後に陰茎や口や肛門周囲に小さく硬いしこりを認めます。またその後はそのしこりが潰瘍化します。痛みはあまりないとされていますが、実際は痛みを感じる方もいらっしゃいます。

この状況を梅毒の1期と呼びます。

その後鼠蹊部のリンパ節が腫れたり、全身に発疹が出ます。この状況を梅毒の2期と呼びます。

その状態を数年放っておくと、全身に腫瘍が出来たり、神経症状や心不全になったりと、死に至る病です。この状況を、梅毒の3.4期と呼ばれてますが、現代の日本ではなかなかそのような患者様はおりません。

特効薬のペニシリンが発明される前は不治の病でしたが、現在は内服薬で治ります。まず1ヶ月間ペニシリンを内服していただき、梅毒の抗体価を投与前と後で比べます。十分な低下が見られたら、投与を中止し経過観察をします。抗体価の低下が不十分であれば異なる抗生剤を投与します。

梅毒は早期発見、早期治療が大切です。

当院には1日に1-2人の新規の梅毒患者様がいらっしゃいます。この人数は全体の梅毒患者数からすると非常に多い数になります。豊富な経験から適切な検査・治療を保険診療でさせて頂きますので安心してご受診下さい。

排尿時痛、尿道からの膿、陰茎の発赤や出来物、手足の発疹を認めた場合は当院泌尿器科医師までご相談下さい。

梅毒の症例・画像

梅毒の症例1

30代男性 陰茎に痛みのない出来物ができたということで当院受診されました。採血にて梅毒の抗体が陽性となり、ペニシリンの投与を開始しました。

2ヶ月間の投与で梅毒抗体の値が半分以下まで下がったため、ペニシリンの投与を中止。その後半年間経過を観察し、抗体価の上昇ないためフォローは終了とした。

症例1の画像はこちら

梅毒の症例2

40代男性 1ヶ月前に陰茎に出来物があったが放置していた。すると手足に発疹が出てきたため当院受診。
当院受診前に皮膚科ではアレルギー疾患だと言われたとのこと。

採血で梅毒の2期と診断し、ペニシリンの投与を開始。1ヶ月半で速やかに抗体価の減少と症状の消失を認めた。その後半年間はフォローし、抗体価が上昇してこないことを確認。

症例2の画像はこちら

尖圭コンジローマ

尖圭コンジローマは性行為感染症の一種です。
ヒトパピローマウイルスというウイルスが性行為により感染することで起こります。

症状は、陰茎や肛門の周囲に鶏の鶏冠のようなイボができます。女性は女性器の外側にできます。(当院は女性の治療は行っておりません)
そのイボはヒトパピローマウイルスに感染してから8-12ヶ月してから発症します。
潜伏期間が長いため、イボが出てない状態でも感染しているという場合があります。
つまり知らず知らずのうちに相手を感染させてしまっているということになります。
尖圭コンジローマは、性行為、アナルセックス、で多く感染が起こるとされています。
尖圭コンジローマの原因であるヒトパピローマウイルスは、子宮頸癌・陰茎癌の原因になります。

尖圭コンジローマの治療

薬の外用

当院ではイモキミドと呼ばれるクリーム剤を院外処方し、週に3回塗布して頂きます。
最大で16週間使用できます。保険診療です。
なかなかイボが小さくならないこともあります。
副作用としてイボ以外のところがただれることもあり、治療が中断してしまう場合もあります。

外科的電気焼却術

イボを電気で焼き切る治療です。
局所麻酔にて行います。
治療時間は5分程度で終わります。
再発率は3ヶ月以内に20%程度です。
当院でも保険診療で外科的電気焼却術行っております。
イボの場所、状態によっては他院に紹介する場合もございます。

液体窒素での治療

主に皮膚科で行われてます。
液体窒素でイボを凍らせ除去する治療です。
当院では行っておりません。

尖圭コンジローマの症例・画像

尖圭コンジローマの症例1

20代男性 1ヶ月前より陰茎の4つのイボに気付いて当院受診。
尖圭コンジローマとの診断で保険診療での性病チェックとイモキミドの投薬を行うも改善せず、当院での電気メスによる切除術を行った。
その後再発は見られてない。

症例1の画像はこちら

尖圭コンジローマの症例2

30代男性、2ヶ月前より陰茎のイボがあり受診。
尖圭コンジローマの診断にて、当院よりイモキミドの塗り薬処方するも縮小せず。当院で電気メスによる切除を行った。
その後再発は見られてない。

症例2の画像はこちら

診察費用について(料金表)

クラミジア尿道炎

診察検査費 2800円
薬局にての薬代 1000円

淋菌性尿道炎

診察検査費用+クリニックでの点滴 3200円

トリコモナス尿道炎

診察検査費用 2340円
薬局にての薬代 1000円

梅毒

診察検査費用 3000円~4500円
薬局にての薬代 1000円前後

尖圭コンジローマ

他の性病検査を行った場合 3000円~4000円
電気メスによる治療を行った場合 6000円~9000円

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