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泌尿器診療について

◆目次◆

1 泌尿器科とは
 1.1 そもそも泌尿器とは何なのか
 1.2 どんな時に泌尿器科を受診すべきか
2 泌尿器の臓器とその病気
 2.1 泌尿器の臓器の役割
  2.1-1 膀胱の役割
  2.1-2 前立腺の役割
  2.1-3 尿管の役割
  2.1-4 精巣の役割
  2.1-5 腎臓の役割
  2.1-6 精嚢の役割
 2.2 泌尿器科の病気
  2.2-1 膀胱の病気
  2.2-2 前立腺の病気
  2.2-3 精巣.陰嚢の病気
  2.2-4 腎臓・尿管の病気
  2.2-5 陰茎・尿道の病気
  2.2-6 その他の泌尿器科の病気
3 当院は受診しやすいアットホームな雰囲気です。

泌尿器科とは

そもそも泌尿器とは何なのか

泌尿器科と聞くとみなさんはどのようなイメージをお持ちでしょうか。男性ばかりいる、性病の人がいく、おじさんが多い、そんなイメージをお持ちではないかなと思います。

このページでは泌尿器科で行なっている診療内容や当院の受診しやすい環境についてお伝え出来たらと思います。泌尿器科は医療関係者ではない皆さんにはなかなかなじみのない言葉だと思います。泌尿器科では泌尿器に関わる臓器=尿の通り道と男性の生殖器とそれに付随する臓器を扱います。具体的に言うと腎臓、副腎、尿管、膀胱、前立腺、尿道、精巣、精嚢などです。これらの臓器に異常がある場合に泌尿器科でそれらの病気を検査して治療することになります。

どんな時に泌尿器科を受診すべきか

どのような状態の時に泌尿器科を受診すべきか具体的に挙げてみたいと思います。

  1. おしっこが出にくい・出ない時
  2. おしっこする時に痛い時(排尿時痛)
  3. おしっこの回数が多い時夜間の回数が多い時
  4. おしっこが我慢できない時(過活動膀胱)
  5. 片側の腰痛(尿管結石)が疑われる場合があります)
  6. 血尿が出たとき。尿の色がおかしいとき。
  7. 前立腺がん検診で引っかかった時(PSA高値)
  8. 排尿時痛、頻尿、残尿感があるとき(膀胱炎が疑われます)
  9. 陰茎陰嚢に違和感、痛みがある時
  10. 陰茎・陰嚢に腫れがあるとき、
  11. 精液の色が変わった時、精液に血液が混じった時
  12. その他泌尿器に何か困ったことがある時

泌尿器の臓器とその病気

泌尿器の臓器の役割

膀胱の役割

膀胱は尿を溜めることとその尿を排出することがその役割です。正常ですと膀胱内には200-300ccの尿が溜まります。年齢と共に溜める能力と排出する能力は衰えていきます。基本的にはその機能の変化は不可逆性で1度機能が低下したら元に戻らないと言われています。

前立腺の役割

前立腺は男性にしかない臓器です。前立腺は精液の一部である前立腺液を作ります。それ以外には肥大しておしっこのトラブルを起こしたり癌になったりと基本的に身体の邪魔ばかりする臓器です。

尿管の役割

尿管は尿を腎臓から膀胱に運ぶ通り道です。蠕動運動をしてスムーズに膀胱に運びます。

精巣の役割

精巣は精子を作ります。そして男性ホルモンを作ります。精巣が癌などで片方取れても一方のみでその機能を全う出来ます。

腎臓の役割

腎臓は血液を濾過し身体に不要な水分や物質を尿として排出します。腎臓の機能が低下すると身体に不要な物質や水分が蓄積します。その状態を腎不全と呼びます。

精嚢の役割

精嚢は精液を作り精液を溜める臓器です。また射精の際に排液する役割もあります。

泌尿器科の病気

膀胱の病気

膀胱の病気は、膀胱癌、膀胱炎、膀胱結石が主な病気です。膀胱癌は症状が中々出ないため、血尿に気づいた時はすぐに泌尿器科を受診する必要があります。膀胱炎は女性に非常に多い病気です。

また、近年おしっこが我慢出来ない過活動膀胱を抱える患者様も増えています。

前立腺の病気

前立腺の病気は、前立腺肥大、前立腺癌、前立腺炎です。前立腺肥大はおしっこの勢いが低下し、回数が増え、最終的には尿が、出なくなってしまう可能性もあります。前立腺癌は進行は穏やかです。日本人男性で1番罹患率が高くなる癌と言われています。治療が確立されているため死亡率は低く、前立腺癌でお亡くなりになる方は少ないです。前立腺炎は前立腺に細菌が感染することでおきます。前立腺の病気は全てで血中のPSA値が上昇します。

精巣.陰嚢の病気

精巣の主な病気は精巣腫瘍、精巣上体炎、精索静脈瘤、陰嚢水腫があります。精巣腫瘍は早期発見早期治療が大切です。ご自身で気付くことができる病気なのでセルフチェックが大切です。精巣上体炎は精巣の腫れと激しい痛みが特徴です。抗生剤投与で速やかに改善します。精索静脈瘤はほとんどが左に起こります。精巣に軽度の痛み・違和感が起こるのが特徴です。男性不妊の最も多い原因となります。陰嚢水腫は40代以上の男性に起こる陰嚢に水が溜まる病気です。根本的な治療は手術になります。

腎臓・尿管の病気

腎臓の主な病気は腎臓癌・尿管癌、腎臓・尿管結石、腎不全が挙げられます。

腎臓癌や尿管癌は頻度は低いですが、早期発見が予後に大切です。腹部超音波検査を含めた定期的な健診を受けましょう。腎臓・尿管結石は血尿と片側の腰痛が特徴的です。放っておくと腎機能の低下に繋がるため、早期発見・早期治療が大切です。腎不全は腎臓の機能が低下した状態です。腎不全は原因が様々ですが、総じて尿が十分に腎臓から作られなくなった状態です。早急な対応が大切で、時間が経過すると人工透析が必要になります。

陰茎・尿道の病気

陰茎の主な病気は陰茎癌、包茎が挙げられます。陰茎癌は非常に稀な病気です。セルフチェックで発見出来ます。包茎には真性包茎、嵌頓包茎、仮性包茎があります。包茎は陰茎の皮が余分にあるため、亀頭との空間が不潔になりやすくなり、亀頭包皮炎の原因になります。

尿道の病気には尿道炎があります。男性特有の病気ですが、ほとんどが性行為感染症によるものと言われてます。

その他の泌尿器科の病気

男性更年期障害が最近増えてきていると言われてます。やる気が出ない、イライラする、性欲がない、勃起しない、などの症状があります。定期的な注射や投薬で改善します。

当院は受診しやすいアットホームな雰囲気です。

上記に挙げたように泌尿器科の病気は幅広いです。

前立腺癌は男性の癌で1番多い癌になりますが、前立腺癌だけでなく尿管結石男性更年期障害過活動膀胱夜間頻尿など泌尿器科疾患は年々増えてきております。

それに対して泌尿器科の専門医の数は非常に少ないのが現状です。そして泌尿器科のクリニックは患者様にとって気軽に行ける場所ではないので、なかなか患者様の悩みの改善には繋がっておりません。

当院は泌尿器科の専門医は常におりますが、泌尿器科が主体のクリニックではなく、健診クリニックとしての機能も大きく、消化器専門医による消化器専門治療も行っておりますので来院時に泌尿器科としてみられることはありません。

非常にアットホームな入りやすい雰囲気を心がけております。

泌尿器の症状でお悩みの患者様は一度当院医師までご相談ください。

現在当院では徹底した新型コロナウイルス感染対策をしながら診療を継続しております。

またオンライン診療も行っております。

全国どこからでもオンライン診療は可能です。泌尿器科、消化器科、内科でお悩みの方は是非上記のリンクか下部のバナーよりご相談下さい。

今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

この記事を執筆した人
伊勢呂哲也
伊勢呂哲也

日本泌尿器科学会認定・泌尿器科専門医
名古屋大学出身
年間30000人以上の泌尿器科と消化器科の外来診察を行う
YouTubeでわかりやすい病気の解説も行なっている。

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