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前立腺肥大症の症状・原因・治療について

[2022.11.07]

前立腺肥大症の症状・原因・治療について

50歳以上の男性は必見!!
泌尿器科に通う男性の約3割は前立腺肥大症です!
高齢になると発症しやすくなる男性特有の病気、前立腺肥大症とは?
前立腺肥大症を放置しておくと怖いことになる?!
みなさんは前立腺肥大という言葉を聞いて、まだ自分には関係ない、大丈夫だろうと気にしていない人も多いのではないでしょうか?また、言葉はよく聞くけどイマイチよくわからないという人もいると思います。この動画では50歳以上の男性は特に気になる「前立腺肥大症」について解説していきます。

目次

1 前立腺肥大症とは? 
2 前立腺肥大症の原因は何? 
3 前立腺肥大症の症状は? 
4 前立腺がんとの違いは? 
5 前立腺肥大症の検査はどのように行うのか? 
6 前立腺肥大症の治療方法 
まとめ 

1 前立腺肥大症とは?

前立腺肥大症とは、文字通り前立腺が肥大することによって尿道を圧迫し、様々な症状がでる病気のことです。
前立腺は、膀胱の出口あたりで尿道をくるむように存在していています。前立腺には内腺と外腺が存在しますが、その内腺が肥大することで尿道を圧迫し、様々なトラブルを起こすのです。
そもそも前立腺は男性にしか存在しない臓器です。その主な機能は精液の一部である前立腺液を分泌することだけで、前立腺がんや前立腺肥大症という様々な症状を引き起こす、良いことをしない悪さばかりする臓器といえます。

2 前立腺肥大症の原因は何?

前立腺肥大の最大の原因は加齢です。基本的には50歳以上の方に多く見られます。
誰も避けようがないですよね…なのでこの年齢の方は定期的に健康診断を受けて、数値などに異常が出た場合には専門医のもと早めに治療に取り組みましょう。
そのほかの原因としては、遺伝的要因やホルモンの何らかの異常があげられます。

3 前立腺肥大症の症状は?

はじめにおしっこの勢いが悪くなる「尿勢不良」が起こります。前立腺肥大症ではこのおしっこの勢いが悪くなるという症状がとても特徴的です。
その後、何度もトイレに行きたくなる「頻尿」も見られるようになります。
このような不調をずっと放置しておくとおしっこの勢いが段々と弱くなっていき、最終的にはおしっこが出なくなる「尿閉」という状態になってしまいます。
この尿閉状態になってしまうと、尿道におしっこを取るための管を入れて、それを定期的に交換する生活になってしまいます。これだけは避けたいですよね。
また、誰しも加齢とともに尿のトラブルはつきものです。ただしそれが病的なものであるかの判断をご自身で判断することは難しいです。
このような状態にならないためにも、おしっこの勢いやトイレの頻度に違和感を感じたら、なるべく早めに泌尿器科を受診しましょう。

4 前立腺がんとの違いは?

前立腺肥大症は、前立腺の内腺が肥大して尿道を圧迫するのに対し、前立腺癌は外腺にできるため大きな症状が出ないことが特徴です。
しかし、がんが進行して大きくなってくると、尿道側にきて尿道を圧迫し、前立腺肥大症と同様の症状が出ることもあります。
いずれにしても、異変を感じたら早めの泌尿器科受診が重要になってきます。

5 前立腺肥大症の検査はどのように行うのか?

まずは尿検査を行います。尿検査で、細菌感染を起こしていないか、血が混じってないかを調べ、血液検査でPSAの数値を確認し前立腺がんの疑いがないかも調べていきます。
次に超音波検査です。超音波検査では前立腺の大きさを確認します。
最後に尿の勢い、スピードを測る検査があります。これは患者様に実際にトイレで排尿してもらいおしっこの勢いを測る検査になります。
前立腺肥大症ではおしっこの勢いが弱まる、というとても特徴的な症状があるため尿のスピード、勢いを測るこの検査はとても大切な検査となります。

6 前立腺肥大症の治療方法

前立腺肥大症の治療として最初はお薬の治療を行います。前立腺肥大症の薬はたくさんの種類があり、患者様にあったお薬を使って治療を進めます。また、頻尿などの症状に対しては別の薬を使って不快感を軽減します。
薬でも改善しない場合には手術治療が行われます。前立腺肥大症の手術は、現在では経尿道的内視鏡治療という尿道からカメラを入れて行う、安全性が高い手術となっています。レーザー治療は出血も少なく、体への負担が軽い手術です。

まとめ 

いかがでしたか?前立腺肥大症は、泌尿器科に来る男性の約3割を占め、50歳以上の男性なら誰にでも起こり得る病気なのです。
症状が進むとおしっこが出なくなってしまい、手術が必要な場合もある病気ですので、早めの受診が肝心になります。「尿閉」という最終的な症状になる前に、定期的に検診を受け、お薬の治療からはじめられるようにしましょう。
おしっこに異常が見られても、「年のせいだから大丈夫」と放っておくのではなく、一度は泌尿器科を受診することをおすすめします。
もちろん当院でも前立腺肥大症の診察を行っておりますので、お気軽にご相談ください。

詳細はこちらのYouTubeで説明しております。

執筆 泌尿器科専門医 伊勢呂哲也

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