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新型コロナウイルスとインフルエンザウイルス感染について

[2020.09.28]

皆さまこんにちは。
9月も下旬に入り、熱中症も落ち着いて参りました。肌寒くなり上着が必要になってきましたよね。これから徐々に寒くなってきて新型コロナウイルス感染の勢いも再燃してくると思われます。
インフルエンザは去年流行しませんでしたが、今年はどうなるかまだ読めません。
引き続き新型コロナウイルスとインフルエンザウイルスの感染対策に気を付けていきましょう。
今回は新型コロナウイルス感染とインフルエンザウイルス感染について、その違いを書きました。
今年の冬は発熱や倦怠感、頭痛が起きたときに不安があると思います。
その際にご一読頂けたら幸いです。

◆目次◆

1 新型コロナウイルス感染
 1.1 新型コロナウイルス感染について、感染の仕方
 1.2 新型コロナウイルスの潜伏期間は
 1.3 新型コロナウイルスの症状は
 1.4 新型コロナウイルスの人にうつす期間は
 1.5 新型コロナウイルスの感染予防対策について
2 インフルエンザウイルス感染
 2.1 インフルエンザウイルス感染について、感染の仕方
 2.2 インフルエンザウイルスの潜伏期間とは
 2.3 インフルエンザウイルスの症状は
 2.4 インフルエンザウイルスの人にうつす期間は
 2.5 インフルエンザウイルスの感染予防対策について

新型コロナウイルス感染

新型コロナウイルス感染について、感染の仕方

言わずと知れた新型コロナウイルスですが、武漢で発生し2020年の2月頃より日本でも流行り始めたウイルスです。接触感染と飛沫感染により感染するとされてます。新型コロナウイルスの空気感染については今のところハッキリとした情報はありません。(空気感染とは、ある一定の範囲内の空間にいることだけで感染してしまいます。インフルエンザウイルスは空気感染を起こすと言われております。飛沫感染とは人が吐いた唾などから感染するということです。)

新型コロナウイルスの潜伏期間は

新型コロナウイルスの潜伏期間は1日から2週間程度とされており、多くはウイルスが感染してから5-6日で発症すると言われてます。

新型コロナウイルスの症状は

発熱、咳、倦怠感、味覚異常、嗅覚異常、呼吸困難などが挙げられます。また、特徴として4、5日以上継続することも重要です。今までインフルエンザウイルスにかかったことがある方はご存知かもしれませんが、インフルエンザウイルス感染の場合、発熱が起きて病院を受診しインフルエンザの診断を受けます。その次の日からは自宅待機を命じられているのですが症状がもう翌日からほとんどないため、家で元気に過ごし罪悪感を感じてしまう、というようなことが多くの人にみられます。その症状の継続期間が新型コロナウイルスとインフルエンザウイルスで大きな違いかと思われます。

新型コロナウイルスの人にうつす期間は

新型コロナウイルスを人にうつす期間は症状が発症してから1-2週間だと言われてます。海外の論文では7日としっかり明記してありますが、日本は大事を取って2週間としているようです。
インフルエンザウイルスは学校保健安全法施行規則で、解熱してから2日間、もしくは発症から5日間は外出しないようにとされてます。

新型コロナウイルスの感染予防対策について

こちらも言わずと知れた、3蜜を避ける、適切な換気、手洗いうがい、こまめなアルコールによる消毒、ですよね。
インフルエンザに関しては手洗い、うがいが推奨されています。ですが、3蜜や換気やアルコール消毒もインフルエンザに対してはもちろん有用です。

インフルエンザウイルス感染

インフルエンザウイルス感染について、感染の仕方

インフルエンザウイルス感染寒くなる10月後半から流行し始めます。1,2月が感染のピークになり気温が暖かくなる4月にはほとんどみられなくなります。飛沫感染と接触感染を起こすと言われてます。今ではインフルエンザも空気感染を起こす可能性があると言われております。
暖かい夏でも感染を起こす新型コロナウイルスとは違い、気温が低い時期に感染が流行します。

インフルエンザウイルスの潜伏期間とは

インフルエンザウイルスの潜伏期間は1-3日間と言われております。

インフルエンザウイルスの症状は

突然の発熱、筋肉痛、頭痛、感冒症状(咳やくしゃみなど)が症状として挙げられます。急に身体が寒くなり震えが出てきた、という経験をされた方も多いと思います。

インフルエンザウイルスの人にうつす期間は

発症する1日前から人にうつす可能性があると言われております。期間は6-7日ほどと言われてます。先述の通り、学校保険安全法では解熱後2日間かつ発症後から5日間が自宅待機ですから、人にうつす期間は家にいて下さい、ということになりますね。

インフルエンザウイルスの感染予防対策について

基本的には手洗い、うがい、マスク、換気です。何かと手が接触した場合は手洗いとアルコール除菌をすることが大切です。
基本的には新型コロナウイルス感染予防と同じ対策で問題ないと思われます。

この冬、発熱や倦怠感などの症状が起きた時、非常に不安な気持ちになる方が多いと思います。簡単な見極め方は突然の高い発熱はインフルエンザウイルス感染、数日続く倦怠感や低い発熱は新型コロナウイルス感染ということになります。
しかし全ての方に典型的に症状が現れるということは決してありません。
個人で判断せず、かかりつけのお医者さんに相談しましょう。

10月1日より当院ではインフルエンザワクチンを行っております。税込で4000円となります。

詳細はこちら。

予約の際はこちらからご予約下さい

インフルエンザのワクチンのご予約は電話では対応しておりませんのでご了承下さい。

現在当院では徹底した新型コロナウイルス感染対策をしながら診療を継続しております。

またオンライン診療も行っております。
全国どこからでもオンライン診療は可能です。泌尿器科、消化器科、内科でお悩みの方は是非上記のリンクか下部のバナーよりご相談下さい。

今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

消化器科(胃カメラ)・泌尿器科・内科・人間ドック
大宮エヴァグリーンクリニック 院長 伊勢呂哲也

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