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脂質異常症(高脂血症・コレステロールが高い)

「血液がドロドロしている」「コレステロールが気になる」「中性脂肪が高い」などよく聞く話しですが、これらは脂質異常症(高脂血症)の状態を言います。血液の中の脂質濃度が濃くなることで流れにくくなった血液が血管を塞ぎ、放っておくと動脈硬化を起こし怖い病気にも繋がります。ここでは脂質異常症(高脂血症)とはどのような状態のことなのか、治療法や予防法などわかりやすく解説していきます。特に健康診断などで脂質異常症(高脂血症)を指摘された方にはぜひ知っておくべき内容となっておりますので一読してみてください。

◆目次◆

1 脂質異常症(高脂血症)とは
2 脂質異常症(高脂血症)の原因と症状
3 動脈硬化について
4 脂質異常症(高脂血症)の診断と治療法
5 脂質異常症(高脂血症)の予防
生活習慣病の通院方法

脂質異常症(高脂血症)とは

脂質異常症(高脂血症)とは、血液中のコレステロールや中性脂肪などの脂質の濃度が濃くなった状態です。日本で患者さんは2000万人ともいわれており、日本人にとってもはや見過ごすことのできない生活習慣病の一つとなっています。高血圧や糖尿病と同様に自覚症状がないために検診などで指摘されても具体的にどうすれば良いのか、しっかりとわかる人は少ないと思います。自覚症状がないからといって放置している人も多いのですが、脂質異常症(高脂血症)は進行すると動脈硬化の最大の原因になり、脳梗塞や心筋梗塞、狭心症、腎疾患、大動脈瘤など重篤な病気の引き金にもなります。定期的な検診で自分のコレステロール値や中性脂肪の状態を把握することが大切です。

脂質異常症(高脂血症)の原因と症状

日本人の食生活が欧米化し、動物性脂肪の多い食事の摂取が最大の原因とも言えます。遺伝的なものもありますが、肥満、運動不足、喫煙、飲酒、ストレスなど大半の原因は生活習慣によるものです。脂質異常症(高脂血症)の症状はないのですが、進行して糖尿病や腎臓病、副腎皮質ホルモンの分泌異常などを発症した場合、それらの疾患からの症状により判明することもあります。

動脈硬化について

前述したように脂質異常症(高脂血症)は動脈硬化の最大の原因になります。動脈硬化とは、血液中の脂質が血管の壁に付着した状態です。脂質が沈着した血管は厚みが増すと同時に硬くなって行きます。血管が硬くなることは血圧の上昇にも繋がります。やがて厚くなった血管は血流を妨げ、血管を詰まらせてしまいます。その詰まった場所が心臓だと心筋梗塞、脳だと脳梗塞となってしまいます。心筋梗塞や脳梗塞は日本人の死亡原因の上位になっており、心筋梗塞は突然死を引き起こすとても怖い病気です。

脂質異常症(高脂血症)の診断と治療法

採血にて血液中のコレステロール値、中性脂肪値をみて脂質異常症(高脂血症)の診断をします。当院では動脈硬化の進行度合いを測るために頸動脈エコー(超音波)も行っています。

コレステロール

コレステロールには悪玉コレステロール(LDL)と善玉コレステロール(HDL)があります。悪玉(LDL)コレステロールが血液中に増加すると血管の壁に沈着して血管に炎症を起こし傷つけてしまい動脈硬化へと繋がります。これとは対照的に善玉(HDL)コレステロールは組織内に溜まった余分なコレステロールを除去し、血管の壁を綺麗に保とうとする作用があります。ですので悪玉(LDL)コレステロールの値は下げなければならず、善玉(HDL)コレステロールの値は高い方が良いとされています。脂質異常症(高脂血症)と判断される具体的な基準は以下のようになっています。

  • 悪玉(LDL)コレステロール140mg/dl以上
  • 善玉(HDL)コレステロール40mg/dl未満
中性脂肪(トリグリセライド)

中性脂肪は体内のエネルギーが不足した時にそのかわりとなる大切な役割をしているのですが、増えすぎることで内臓脂肪や皮下脂肪となり、脂質異常を起こし悪玉(LDL)コレステロールを増やしてしまうのです。脂質異常症(高脂血症)と判断される具体的な基準は以下のようになっています。

  • 中性脂肪(トリグリセライド)150mg/dl以上

脂質異常症(高脂血症)の治療法は生活習慣の改善指導になります。多くの場合は食事や運動量を変えるだけで数値には大きな変化が見られます。それでも改善しない場合には内服治療を行います。

脂質異常症(高脂血症)の予防

脂質異常症(高脂血症)の原因となるのは食べ過ぎ、肥満、運動不足、喫煙、アルコール、ストレスなどがあげられるため、まずは日頃の食生活、ライフスタイルを見直しましょう。

食事

動物性脂肪の多いバターやクリーム乳製品の取りすぎには注意が必要です。野菜・きのこ類・海藻類を多くとりましょう。また、大豆製品や青魚は特に悪玉コレステロールを下げる働きがあるとされているので積極的に摂取すると良いでしょう。中性脂肪を抑えるためにもパン、ご飯、お菓子類などの炭水化物の取りすぎにも注意しましょう。

運動

ウォーキングや水泳、スロージョギングなどの有酸素運動を毎日30分続けると良いとされています。運動することで体重の減少にもなり、ストレスの解消にもなります。日常の生活の中でも体を動かすことを意識しながら、なるべく階段を使うなど工夫してみましょう。

飲酒と喫煙

喫煙は善玉(HDL)コレステロールを減らすと言われています。禁煙をしましょう。また過度の飲酒も控えるようにしましょう。

脂質異常症(高脂血症)は症状がなく無自覚なまま進行します。放置したことで動脈硬化が進み、命に関わる心筋梗塞や脳梗塞になってはじめて気づかれることも非常に多いです。手遅れになる前にまずは検査や健康診断を受け、問題がないかどうかを調べることが大切です。当院でも脂質異常症(高脂血症)の検査と生活指導など行っておりますので、気になることがあればお気軽にご相談ください。

生活習慣病の通院方法

  頻度 採血 値段
高血圧 月に1回
オンラインでも可
半年に1度

採血時
3000~4000円前後+薬代

診察のみ
1500円前後+薬代

※すべて3割負担の値段になります。

脂質異常症 月に1回
オンラインでも可
2~6ヶ月に1度

採血時
3000~4000円前後+薬代

診察のみ
1500円前後+薬代

※すべて3割負担の値段になります。

糖尿病 月に1回
オンラインでも可
2~6ヶ月に1度

採血時
3000~4000円前後+薬代

診察のみ
1500円前後+薬代

※すべて3割負担の値段になります。

 

当院ではオンライン診療も行っております。

全国どこからでもオンライン診療は可能です。泌尿器科、消化器科、内科でお悩みの方は是非上記のリンクか下部のバナーよりご相談下さい。

今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

 

消化器科(胃カメラ)・泌尿器科・内科・人間ドック
大宮エヴァグリーンクリニック 院長 伊勢呂哲也

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