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慢性胃炎

慢性胃炎とは

慢性胃炎とは、継続的に胃に炎症が生じている状態です。

その原因のほとんどがヘリコバクターピロリ菌の感染が深く関わっていると言われてます。

慢性胃炎の原因、ヘリコバクターピロリ菌とは

ヘリコバクターピロリ菌の感染は幼少期に起こり、成人になってからはほとんどないと言われております。

経口的に感染すると言われておりますが、その感染経路は明らかではありません。

感染率は20代まではほとんどありませんが、30代以降に徐々に増えていき、50代、60代以降はその感染率が一定となります。これは、昔の日本の衛生環境が良くなかったため、幼少期に経口的に感染しやすかったのではないかと言われています。

ヘリコバクターピロリ菌は慢性胃炎、萎縮性胃炎の原因になるだけでなく、胃がんの90%以上の原因となっております。

慢性胃炎の症状

げっぷや胸焼け、胃痛、お腹の張りなど逆流性食道炎と似た症状があります。

診療費用

当院は全て保険診療です。
初診の診療費用は薬代を除き、およそ下記のようになります。(3割負担です)

尿検査のみ 2000円前後
エコー検査のみ 2500円前後
採血+尿検査 3500円前後
採血+尿検査+エコー検査 5000円前後
胃カメラ 3500円前後
 

慢性胃炎の検査・治療

上記の通り、慢性胃炎の原因はヘリコバクターピロリ菌の感染です。採血、便検査、尿検査、呼気検査、胃カメラのいずれかにてヘリコバクターピロリ菌の感染の有無を確認します。

当院では上記の全ての検査に対応しております。

詳しくは当院スタッフまでお尋ね下さい。

感染の有無を確認した後に除菌治療を行います。

除菌治療は抗生剤を含むお薬の内服を1週間してもらいます。

内服の2ヶ月以降後に除菌の判定を行います。

もしそこで除菌されていない場合は2次除菌内服治療へとうつります。

胃痛、胸焼け、お腹の張りなど胃腸症状にお悩みの方は当院医師までご相談ください。

この記事を執筆した人
久田裕也
医師 久田裕也

名古屋大学出身
消化器病学会専門医
消化器内視鏡学会専門医
内科認定医
肝臓、胆嚢、膵臓から胃カメラ、大腸カメラまで消化器疾患を中心に幅広く診療を行っている。

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