NK療法の癌(悪性腫瘍)に対する効果について
癌(悪性腫瘍)に対してのNK療法の有効性が高いことが近年とても注目されています。
著名人でNK療法により癌を克服したと公表された方もいらっしゃいます。
このページでは、NK療法の仕組みや、そもそもNK細胞(ナチュラルキラー細胞)とは何なのかというところからも説明していきたいと思います。
皆様の参考になれば幸いです。
1.NK細胞とは
NK細胞(ナチュラルキラーnatural killer細胞)とは、名前の通り生まれながらの殺し屋で、全身をパトロールしながら、癌細胞やウィルスに感染した細胞などを見つけ、攻撃して殺す細胞です。
人間は健康で若くても1日に5000個も癌細胞ができると言われています。
毎日出来る癌細胞をNK細胞(ナチュラルキラー細胞)が殺してくれるため、癌化せず健康な身体でいられるのです。
2.癌が出来る原因
年齢とともに1日に作られる癌細胞も増えます。
また、NK細胞の活性が低下したり、NK細胞の数が少なくなったりすることで、癌細胞を殺すことが出来なくなり、癌化して腫瘍が出来始めてしまいます。
3.NK細胞の活性を低下させる原因
- 喫煙
- 過度の飲酒
- ストレス
- 肥満
- 加齢
年齢とともにNK細胞(ナチュラルキラー細胞)は数も低下していき、活性も低下していきます。
また、喫煙や飲酒やストレスや肥満なども、NK細胞(ナチュラルキラー細胞)の活性を低下させる原因となります。
4.NK細胞の活性が高まる習慣
NK細胞(ナチュラルキラー細胞)の活性が高まる習慣があります。
下記のように適度な運動や自然に触れて笑いを生活に取り入れて、ストレスのない生活をすることが大切になってきます。
- 適度な運動
- 睡眠
- 森林浴
- 笑い
5.NK療法とは
NK療法とは、採血をしてご自身のNK細胞を抽出し、体外で培養し増幅させ、活性を高めてからまた体内に戻す治療法です。
活性が高いNK細胞を大量に体内に入れることで、現在ある癌細胞を殺すことができます。
抗癌剤や放射線治療に比べて副作用も少なく、より高い効果が期待できます。
6.NK療法が効果的な癌
末期がんや進行がん、抗癌剤や他の癌治療で効果がなかった癌に効果があるとされています。
7.当院でのNK療法について
- 採血をして血液を30~50ml採取します。
- 2週間ほどかけて血液の中のNK細胞を培養し、数百倍~数千倍に増やします。
- 培養して増やしたNK細胞を点滴投与します。点滴の時間は30分程度です。
- 2~4週間おきに5回通って頂き1クールです。
8.副作用
ご自身の血液を使用しますので副作用は起こりにくいと言われています。
ごくまれに発熱、発疹、倦怠感などの症状が起こる方がいらっしゃいますが、数日で軽快します。
9.診療費用
1クール(5回)通う場合、150万円(税込)かかります。
(1回30万円 × 5回)