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睡眠時無呼吸症候群(SAS)

睡眠時無呼吸症候群とは眠っていると間に無呼吸や低呼吸を繰り返してしまう病気です。
それにより激しいいびきや日中の眠気を引き起こします。
日本中で潜在患者さんは300万人いると言われております。

原因

肥満・アデノイド・扁桃の肥大・顎が小さい・脳の障害
などが挙げられます。

診断

無呼吸は10秒以上呼吸が停止している状態を言います。当院ではマットを患者様に貸し出し、それを引いた状態で手に装置を着けて一晩寝てもらいます。
そしてその機械が無呼吸低呼吸の回数を数えます。
1時間に5回以上で睡眠時無呼吸症候群の診断となりますが、20回を超えてくると治療の対象になります。また眠気などの症状が強い場合も治療の対象になります。

症状

この病気は自分では気付きにくく家族や周囲の人に指摘されて発覚します。
症状としては日中の強い眠気と夜間の頻尿があります。夜間の頻尿は夜間多尿、前立腺肥大でも起こるので、その鑑別が重要です。当院医師には泌尿器科専門医もおりますのでその点は御安心ください

治療

症状が軽度の場合、生活習慣の改善やマウスピースで改善します。
ただ、中等度から重症の場合ですと、CPAP療法が適応になります。
CPAP療法とは持続陽圧呼吸療法のことで、睡眠時にマスクを装着し、持続的に鼻から空気を肺に送り続けることで、気道が閉塞しないようにする治療です。
当院でも多くの患者様が睡眠時無呼吸症候群で通院しております。

日中の強い眠気でお困りの方は当院医師までご相談ください。

大宮院

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